PART 01
まずはここができれば大きな一歩。撮った動画に、読ませるテロップが入るところまで。
やることは4つだけです。撮る、送る、頼む、確認する。編集ソフトは開きません。
動画の中身に触るのはAI。何を残して何を直すかを決めるのは自分。
入れるのは初日の1回だけ。2回目以降は何もしません。しかも、インストール作業そのものをClaudeに頼めます。
本体。パソコンのターミナルで動かす、話しかけて作業してもらう相棒。Maxプラン推奨。
必須Claude Codeを動かすための土台。中身を知る必要はなく、入っていればいい。
必須動画のために追加で入れる4つ
動画そのものを扱う心臓部。音声の抜き出し、テロップの合成、書き出しまで全部これがやっています。Premiereの「中身」だけを取り出したものと思ってください。
動画の加工喋った音声を文字にする。1単語ごとに「何秒何フレームで喋ったか」まで出るので、テロップのタイミングがそこから決まります。
文字起こし白帯の字幕画像を1枚ずつ描いてくれる部分。フォント・角丸・影の設定はここで持っています。
字幕の作画実は、あの型抜きテロップはHTMLとCSSで作られています。Chromeが裏で開いて描画し、透過PNGにして動画へ重ねています。
テロップの描画claude と打ち、次のように頼みます。コマンドは自分で書きません。
実際の1本ぶんの流れです。黄色の番号が自分の仕事、白い番号はAIの仕事。手を動かす時間より、決める時間のほうが長くなります。
台本は書かず、iPhoneのボイスメモに話したいことをそのまま録音。撮影する回は、その場で動画も撮ります。言い間違いは気にしない。
ファイルをデスクトップに置くだけ。フォルダの整理はあとでいい。
ターミナルで claude と打ち、ファイルをFinderからターミナルにドラッグ。それだけで場所(パス)が入ります。打ち込む必要はありません。
音声を抜き出して文字に変換。「この単語は何秒に喋ったか」まで記録されるので、テロップが自動で音に合います。
ここが一番大事な工程。「テロップを先に見せて」と言えば、動画を書き出す前に文字だけ画面で確認できます。誤変換(「クロード」が別の言葉になる等)を直し、改行を意味の切れ目に直す。喋りと字幕がズレると、視聴者は理由がわからないまま離脱します。
字幕画像をつくり、動画に重ねて書き出し。音声は元のまま、いじりません。
何ヶ所かコマを抜いて、顔・ロゴ・画面デモに被っていないかを確認。被っていれば「もう少し下げて」と言い直すだけ。
専門用語はいりません。実際に使っている言葉をそのまま並べます。普段デザイナーに指示を出すときと同じ粒度で通じます。
役割が違うので、混ぜません。この3つを決めておくと、毎回同じ世界観で出せます。
掴みの英語を大きく、日本語を小さく下に。頭の上の空間に置いて、顔は隠さない。単語がひとつずつ出て、カチッと音が鳴ります。
数字とキーワードだけ。ライムイエローの帯から文字を刳り抜いて、映像を透かします。黒い文字を乗せるのとは別物で、ここが世界観の要。だいたい2テロップに1回。
喋っていることをそのまま。要約も言い換えもしません。少し斜めに倒して、横幅を縮めた形。
ここが本題です。上のルールを毎回口で伝えていたら、AIを使っても時間は減りません。決めたことをファイルに書いて置いておくと、次からは一言で済みます。
Before
毎回これを言う。言い忘れると仕上がりがブレる。
After
ルールは スキル として保存済み。現在13個を運用しています。
この「自分の決め事を書いて渡す」ところが、デザイナーの仕事そのものです。仕様を持っている人だけが、AIから狙ったものを引き出せます。持っていない人が同じツールを使っても、出てくるのは平均点の動画です。
文字起こしに使うmlx-whisperは、M1以降のMac専用です。Windowsや古いMacの方は、別の文字起こし(faster-whisperなど)に置き換えれば同じ流れで進められます。まずここを確認してください。
固有名詞とカタカナは特に弱いです。「万」などの数字が抜けることもあります。焼き込む前に必ず自分で読む。ここを飛ばすと、公開してから気づくことになります。
対処はかんたんで、「テロップを先に見せて」と言うだけ。動画を書き出す前に文字が画面に出るので、そこで直せば1回で終わります。
1回出して、コマを抜いて見て、位置を言い直す。この往復が前提です。AIに丸投げして完成品を待つのではなく、試作を早く出させて自分が判断するための道具だと考えてください。
PART 02
売るためではなく、自分の仕事をラクにするため。1時間かからないものから。
「アプリ」と聞くと構えますが、作るのは自分ひとりが使う道具です。既存のサービスに合わせるのをやめて、自分の手順に合わせる。
案件ごとに色分け。自分の仕事の粒度に合わせられる
1行20文字・全体500字などの自分ルールで判定
案件ごとの配色を貼って残す。コピーもワンクリック
毎回同じ確認を、毎回同じ順番で
項目を選ぶと金額が出る。相談されたその場で答えられる
思いついた瞬間に放り込んで、収録日にまとめて見る
最初に作るものは、ファイル1枚で足ります。データベースも、ログインも、サーバーもいりません。
この保存のしくみを「ローカルストレージ」と呼びます。名前は覚えなくて大丈夫です。
動画と違って、アプリは最初の1回だけ長めに伝えるのがコツ。あとは見ながら直していきます。
出てきたら、あとは普段のフィードバックと同じです。「文字が小さい」「もっと余白ほしい」「削除ボタンは端に寄せて」。デザイナーが一番強いのはこの往復で、実はエンジニアより速く仕上がる部分です。
9 / 3 WED
見た目は自分の好みでいい。使う人が自分しかいないので、遠慮なく作り込めます。
自分のパソコンで開くだけでも使えます。スマホからも使いたくなったときに、はじめてインターネットに置きます。
| 置き場所 | 手間 | 料金 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| そのままMacで開く ダブルクリック |
なし | 0円 | 作った直後。ひとまずこれで十分 |
| Netlify Drop フォルダをドラッグ |
1分 | 0円 | とりあえず人に見せたいとき。最初はここ |
| Cloudflare Pages Claudeに「公開して」 |
5分(初回のみ) | 0円 | ずっと使うものと、配布するプレゼントサイト |
アクセスが増えても料金は0円のまま。URLは半永久に残ります。noteで配るプレゼントサイトはここで公開しています。
サイトにフォルダをドラッグするだけでURLが出ます。アカウントを作らなくても試せるので、最初の1回に向いています。